ワニに踊らされたみなさん。
政治的世論も同様にして電通が操作している事がわかりましたね。#電通案件 pic.twitter.com/Vg4AxHOR6s— ayo (@CST43) 2020年3月21日
ツイッターから一気にブームとなった「100日後に死ぬワニ」が、3月20日に最終回を迎え終了しました。
話題性のある100日連続4コマ作品だったため注目度が高かったのですが、終了後には「電通が絡んでいたから冷めた」といったステマ騒動に発展。
100日後に死ぬワニの最終回を楽しみにしていた人からさえ、「興味がなくなった」「もうどうでもいい」といった声が寄せられています。
やはりタイミングを図るようにして販売されるグッズや、プロモーションなど、ネットに詳しいユーザーたちには受け入れられないことが示されています。
しかし、それだけならいいのですが・・。何も事情を知らないファンには、高額商品を売りつけるという問題まで起こっています。この高額商品について解説します。
「100日後に死ぬワニ」が浸透していない地域が狙わた
ワニ自体はいい作品だったから許すとして、電通には一銭たりとも金を落としたくない、ってのが正直なところ。
— つらら(天空竜ガチャ爆死) (@shuuspark) 2020年3月21日
ブームがとにかく半端ないので、あっという間にグッズ製品などには注目が集まっています。
都会であればすぐに関連グッズを買うことができるほど、事業関係も動いていました。
ただ、田舎などなかなかブームの波がやってくるまで時間の掛かる地域もあります。特にガチャ製品など、通販で買うにはすこし厳しい商品などもあるんですね。
これらが、高額販売されるほどの事案にも発展しており、アマゾンなどではすでに価格以上の値段で販売が行われていました。
とてもこの値段の価値があるとは言えませんが、いわゆるアマゾン転売ですよね。
ファン心理としては、フルコンプリートしたい方も多いので狙われてしまったと言えます。
できることなら、すべて定価で各地に届くようにして欲しいところですが。ガチャなど不確かな要素で手に入る商品は、こういった販売法で購買欲を煽るわけです。
電通が絡むことになぜ人々は嫌悪しているのかというと、過労死自殺などがあったからと言われています。
『100日後に死ぬワニ』は沢山の自殺者を出した電通案件だったのも含めて好きですよ。
— お米P@ガチャ禁 (@OKOMETABROOOOO) 2020年3月20日
100日ワニも、死が扱われるだけに、あまりにも迅速な商品化がファンたちの反感を買いました。
もし電通が一切関係していない状態であれば、ここまで炎上することもなかったように思いますね。
戦略十訓を彷彿とさせる
「戦略十訓」というものが電通のPR戦略にあります。
今はさすがに叩かれますが、ウィキには以下のようにまとまっているんですね。
戦略十訓
1.もっと使わせろ
2.捨てさせろ
3.無駄使いさせろ
4.季節を忘れさせろ
5.贈り物をさせろ
6.組み合わせ(コンビナート)で買わせろ
7.きっかけを投じろ
8.流行遅れにさせろ
9.気安く買わせろ
10.混乱をつくり出せ
とにかく消費者に対して、なりふり構わずお金を使わせるという気構えが社風にありました。
この追い込み式が世間の反感を買い、さらにワニ戦略においてもあっという間にグッズを作るなど違和感を覚えさせたわけです。
作品そのものや、ユーザーの満足が置き去りにされている感がすごい・・。
100日後に死ぬワニには罪はない
ただ、今回の騒動を見ていると、作品そのものには罪がないと言えます。
もちろん、最初からステマ説もあるので、擁護が難しいところもありますが。
「電通の関与疑惑」とは言え、作品そのものを見たときには素晴らしいものだったのは事実。早くユーザーに喜ばれるような、安心したグッズ提供がなされるといいですね。