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ラブコメ漫画おすすめ2020★少年・青年向け20作ガチ推し

漫画ジャンルの中でも、ラブコメは人気ですよね。

僕もかれこれ少年時代から読んできましたが、異性関係の話は何歳になっても面白いので飽きることがありません。

そこで今回は、僕の読んできたラブコメ漫画の中から、「これは面白かった」というおすすめ作品を20作選びました。

2020年の今読んでも素晴らしいので未読の方に紹介します

おすすめのラブコメは少年・青年向けに統一

女性向けの漫画はさっぱり読まないので、少年・青年向けから選ばせていただきました。

おすすめ順としては

  • 純粋に面白かった
  • 2020年の今もおすすめできる
  • 個人的に思い入れのあるもの

この3要素を含んでいます。なので、少し古いのもありますが、おっさんなので叩かないで下さいw

20位 電影少女 桂正和

ビデオの中から出てきた女の子に対して恋心を抱くというストーリー。令和の今じゃ、VRだの何だので実現しちゃいそうな話だけど。

でも恋って心でするものだから、本作を読んでいると辛いことも多く見えてしまう。

いや、ラブコメではあるけど純愛ドラマみたいな作品でもあるので。終盤は泣きそうになった。

人間と人間の恋なら起こり得ないことが、ビデオから出てきた女の子だから起こってしまう。ハラハラさせられるし、ラストまでどうなるか読めないし。

恋愛とSFが混ざってて設定も考えられている。エロ目線で当時は見てたけどw大人になって読んだほうが刺さるものが多いんじゃないかな。

19位 ニセコイ 古味直志

ストーリーは、ヤクザの息子だけど平凡な楽。ギャングの娘の千棘が恋人のふりをすることになるという立ち上がり。

楽には思い出の女の子との約束もあるのだが・・どうなるか。

ラブコメにしてはというと失礼だけど、伏線はしっかり張られていて面白かった。その伏線回収に、モヤる人もいるのだろうけど。

個人的には小野寺さんが好きで、萌死するかと思うような感覚になっていたこともw

ラブコメ作品はそれだけキャラに執着させるのも仕事なので、作者さんは上手い

新キャラもどんどん出てくるし、賛否はあるけどラブコメとして読む分には問題ない。なんか「こうあるべき論」な意見も目立つけど。個人的には面白かったよ。

18位 僕の心のヤバイやつ 桜井のりお

「僕の心のヤバさ」というのは、ヒロインである山田杏奈の殺害妄想のことである。僕というのは、主人公である市川。

まず面白いのは市川と、山田の距離感だろう。会話が得意でない市川なので、当然ながらヒロイン山田との接点もなく。

ただ、妄想するので常に見ているため、杏奈の困っていることに気づくようになる。そこを手助けしちゃうのがなんとも言えない。

読み手だけど視点的にクラスメート目線で見ていられるくらいのハマりを感じる作品。中二病ネタも飽和してる中で、よくこれだけ面白く描けてるなと感動

17位 川柳少女 五十嵐正邦


しゃべることが苦手。だから五七五の言葉で会話をするという女の子が主人公。

川柳に詳しくないので、ちょっと最初は違和感もあったけど。読んでいくと不思議と慣れてくるし面白い。まあ、読者の大半は川柳わかんないだろうし(失礼w)

全くしゃべらない女子は過去にも設定上はいたんだけど、川柳で会話ってなかなか斬新。

口数少ないけど、川柳ならいけるみたいな子って実際にいないけど男は好きだと思う(笑)

ヒロインの圧倒的な可愛さに、思わずニヤけることは間違いない。作者の発想と、女の子を可愛く描ける才能。まさにあわせ技で一本!といういい作品。

16位 いちご100%


学校の屋上でいちごパンツを履いていた美少女を見かけた主人公・真中。誰なのかわからないまま恋に落ちて、学校のマドンナ・西野つかさなのでは?と勘違い。そして告白。

告白後はなんとか上手いこといって付き合うのだけど、いちごパンツの子ではなかったと判明。いちごパンツは東城あやだったとわかり、恋心が動き出すという話。

いや、告白の前にわからんのかい!という話ではあるのだけど。西野も告白されてしまったことで、真中を意識するように。そして真中は他のサブヒロインにも好かれるハーレムぶり。

連載当時は、真剣に読んでいたのは懐かしい思い出。

とにかく出てくる女子キャラの属性が幅広く、今の時代に読まれても「俺なら◯◯派」といった話題に尽きないはず。ラブコメの連載記録を持つほど当時の人気作。

15位 からかい上手の高木さん 山本崇一朗

高木さんという女子生徒が、クラスメートの男子生徒・西片を”いじる”漫画である。思春期男女というと、まだ男子が女子慣れしていないと、ふとしたことでドキドキする。

そんな”いじり”をからかいながら西片にぶつけていく高木さんが可愛い。むしろ、可愛いから成立してる作品。そのからかい手法は多岐にわたり、意表を突かれる。

ちなみに、高木さんは西片が好きなのでやっている。

ここは理解しておかないと、ただの小悪魔的な女の子になってしまう。高木さんの余裕ぶりは、ぶっちゃけ小悪魔なのだけどw

好きな異性へのアプローチは人によって異なるが、高木さんの手法は男子なら嬉しくなること間違いなし。良い年したおっさんが読んでもキュンとくる(笑)

14位 徒然チルドレン 若林稔弥

あまり4コマでラブコメって読まない派なのだけど。ただ本作は、キュンキュンさせられるポイントが詰まっているため、4コマ苦手派でも読んでいて楽しい

笑わせてくるのだけど、別にそれが狙いに狙ったものとも感じられず、まあ青春の1ページとして考えるとわかる!みたいな。共感を呼ぶ部分もある。

4コマだけど、ちゃんと繋がりも出来ていて悪くない。ただ、登場キャラが豊富で組み合わせパターンによって好き嫌いはあるかも。

個人的には、マンネリ化を防ぐ意味でも助かる設定だったが。

若い子はもちろんだけど、時間に余裕のなくなってる人がさらっと読む分にもいいのではないだろうか。本来、4コマの役割ってこういう作品にあると思う。

13位 あせとせっけん 山田 金鉄


セクハラかwと思わず言いたくなる漫画だけど、ラブコメなのでご愛嬌。

OLの八重島は、重度の汗っかき。女性なら汗の臭いは気になるだろうし、大きなコンプレックとなっている。

そんな八重島に対して、名取は「君の体臭は素晴らしい」と褒める。名取は商品開発として石鹸を作るのだけど、そのために毎日、八重島の臭いを嗅ぎに来ると言われ・・。

という話なので、説明しなくてもセクハラじゃないかということになる。これは男性には読まれるけど、女性からは不快と思わても仕方がない(苦笑)

でも読み進めてもらうとわかるのだけど、お互いに気を遣ったりするようになり、心理描写が細かくなるなど序盤からは想像できない仕上がりになっていく。

12位 モブ子の恋 田村茜


恋愛市場における弱者な田中信子。20年間という歳月を、脇役で過ごしてきた。そんな彼女にも恋心が芽生えてきて、少しずつ相手との距離を縮めていく。

これは僕の経験からも言えるのだけど、恋愛って引っ込み思案な人には相当に苦しい。積極的な行動をしている人も、最初はみんな同じと言うけれど。

性格やこれまでにあった背景とか。そういう物が、どうしても壁になってしまうというのはある。そういった感覚が強い人には、この作品の良さがわかるんじゃないかな

ただリアリティ路線で進めているので、ちょっとパンチは弱い。もっとひと癖もふた癖もあっていいんじゃないかと思ったりもする。

モブ子に共感してしまうので没入感が生まれた。

11位 R-中学生 ゴトウユキコ


性に好奇心が芽生える中学生たちによるラブコメならぬエロコメ作品となっている。と言っても、中学生なので描写としては過激なものはほぼ無い。

普通の男子生徒たちの話なのだけど、中学生にしてはハードなフェチがある伊地知。女子トイレに入って、汚物を探すなど女性が見たらドン引きの内容で幕を開ける。

個人的には、ただただありがちな内容で描かれるよりはマシだと思っており評価している。面白いのは全3巻のうちで1~2巻。ちょっと最後は方向性を見失った気がするが面白い。

それにしても女性作家がこれを描けるのかというのが正直な感想。ゴーストライターではないかと思うくらい、男子中学生の深さを理解している

10位 恋は雨上がりのように 眉月じゅん

ファミレスでバイトする主人公・橘あきら(17)は、店長である近藤正己(45)に想いを寄せる女子高生。普通に考えたらありえないけど、あきらは本気で店長が好き。

そのため、あの手この手で少しずつ近づこうとするあきらだが、近藤はなかなか気づかない。もしかして?と思うような場面も描かれるが、まさか17歳がwという鈍感な近藤。

とはいえ、気づかない訳がないので、さすがに気づくだろうwと突っ込みたくなるのはラブコメ作のお約束かな。あきらは可愛いので、好き嫌いの前に男性ならムダにときめくはず

「雨」がタイトルに入っているが、作中では雨の使い方も綺麗に描いていて見事。雨宿りや、雨の中を走るとか。そういうシチュエーションの扱いも作者は考えていたんだろうね。

9位 荒ぶる季節の乙女どもよ。 岡田麿里、絵本奈央

あまり無いんだけど、思春期の少女の性に振り回される様子を描いている。文学部の女の子たちなのだけど、性に男にあれこれ悩むのは現実じゃあるあるだ。

だいたい女の子のそういう話は封じられてて、男が主体的に性について奮闘している漫画が多い。本作はひとつ新しい作品としての表現を見せたのではないか

ラブコメとしてやっているので、そこに下品さとか描写がちょっと・・みたいなこともない。読みやすくそれでいてストーリーに惹き込ませる面白さがあった。

原作が岡田麿里さんと聞いて納得もした。花咲くいろはとか、あの花とか。心が叫びたがってるんだを手掛けた方。一読の価値はあるので、興味があればぜひ。

8位 大上さん、だだ漏れです。 吉田丸悠

とても可愛い。主人公の大上さんは、思春期特有の雑念に悩まされている。とにかくエロいことが気になって仕方がなく、それが外に出てしまうという話。

大上さんの本意ではないんだけども。

クラスメートの柳沼に触れると、思っていることが口から出てしまうという設定なので。近づかなきゃ良いんだけどそこは漫画(笑)

そしてギャップ。大上さんは純情な女の子で可愛い。だけど頭の中はエロいという内容なので、清純派→実は・・みたいな話が好きなら楽しめる。

ちなみに、エロラブコメだけど表現的には青春ドラマなので下品さはまったくない。色々と応援したくなる女子なので、大上さん頑張って!という気持ちで読むべし。

7位 彼女、お借りします 宮島礼吏

レンタル彼女をご存知だろうか。実際にあるのだけど、女性を彼女代わりに派遣してもらうサービスだ。もちろん、相応のお金は必要となる。

主人公・木ノ下は人生初の彼女ができたと思ったら振られてしまう。そんな寂しさを埋めるためにレンタルしたのだけど、そのレンタル彼女が超可愛かった。

最初は寂しさを埋める予定が、本気で恋をしてしまったので一生懸命に頑張ることに。「いや、そこは相手も仕事で来てるから!」という読者からのツッコミなど通じない

実際、お金の関係で繋がった相手に入れ込む人はいるが、大半は成立しないんだけどね。

漫画だからその辺はきれいにしてるけど、彼女がレンタルってところで読んじゃう面白さがあった。

6位 かぐや様は告らせたい?天才たちの恋愛頭脳戦? 赤坂アカ

「恋愛は好きになった方の負け」とはありがちな言葉だが、この作品はその勝負に重きをおいた作品である。つまり、告白させる側、誘わせる側に回って勝ちたいのだ。

そんな話なので、いきなり初回から男女がお互いに誘う誘わないを巡って半年が経つので笑うw

さすがに時間のムダすぎるし、心理戦で高度なことをしているようで実はおバカという(笑)

しかも、生徒会長と副生徒会長という関係の、白銀とかぐや。学校組織の中でも、特別優秀ポジションにいる二人がやるから面白い。告白を巡った漫画は珍しく、これはこれでいい。

相手の出方待ちというのは、臆病なようで最大限の自信を持っている証拠でもある。なかなか進展しない二人だけど、それはそれで羨ましい目で読んでしまった。いい自信じゃないかなw

5位 I"s 桂正和


桂正和という、女子を描かせたら右に出るものはいない漫画家をご存知だろうか。女子を可愛く描くというのは少年誌の宿命で、可愛くないとどうしても男心が掴みづらい。

それにも関わらず、桂正和は息をするのと同じレベルで可愛い女子を世に送り出してきた。そんな彼の最高傑作が本作だ。主人公・一貴と、ヒロイン・伊織の恋物語。

もちろん、簡単に話は運ぶはずもなく。次から次へと、可愛いサブヒロインが一貴と関わりを持つようになる。どの子も可愛いのでハーレム漫画に(笑)

絶妙なセクシーショットを時折入れてくるし、登場する女子キャラもタイプ別に変えてくるしで読み応えあり。

僕の青春バイブルなのだけど、今の時代でも普通に受け入れられる作品だ。

4位 終わった漫画家 福満しげゆき


脱力系のラブコメ。売れなくなった漫画家が、アシスタントを雇うことから物語は始まる。あわよくば結婚できるような子を・・と女子を狙って採用。なんとネジ曲がった心w

しかし、その雇った女子2名もまたヨコシマな動機で漫画家に近づいている。漫画家になりたいからと、踏み台にするためにアシスタントをやる女子高生。

結婚して養われたいという理由で、全く漫画のことがわからないのに応募してくる女性。まだ女子高生の方が、野心にあふれていていいけど後者はどうなのw

福満作品の特徴として、女性がセクシーというのがある。

まさにこの養われたい女もセクシーで、売れなくなった漫画家も好きになってるし。漫画制作の場で起こる、ギャグラブコメ激推。まだ新しいせいか、ツボってしまってこの位置で紹介したかった。

3位 赤灯えれじい きらたかし


気弱で頼りないフリーターと、ヤンキー女子の恋愛模様を描いている。

ヤンキーがいるので非日常的になるかと思いきやリアリティ路線。絵柄もあっているし、見事にハマってしまった。

でも本来の男女関係って漫画のようにキラキラしてるほうが少なくて、地味なことも多いと思うんだよね。そういうことを理解していると、結果的にこの漫画のリアル感がずっしりくる。

「普通だからいい」というと評価してないように聞こえるかもだが、本作は普通を超えて親近感さえ抱ける。だから入り込めるし、思い出にも残る。

僕なんかは恋愛弱者なので、主人公の柳川への感情移入がすごかった。もう2000年代前半の作品だが、非正規の増えてる現代。まだまだ共感する男性が出ることだろう。今こそ、再評価を!

2位 五等分の花嫁 春場ねぎ


1人の男が、5人の女から一人を選んで結婚するという話。しかしこの5人の女子。

ただの5人ではなく5つ子で、見た目は同じという設定。もちろん、ビジュアルは個性で変わる。

そのため、選ぶのは性格を主に重視することになるため、ラブコメとしても珍しい作品として話題になった。誰がいいかなどの話は伏せるが、読者の間でも割れることになる。

実際にランキング投票がマガジンで行われており、漫画の枠を飛び越え、ファン同士でもあれこ言い合える楽しみがあっていい。それだけ男をひきつける女性たちが出てくるのだ。

ただ女性を選ぶ立場に回れるハーレムラブコメなので、男側に取って都合のいいストーリーであることは間違いない。それでも漫画くらい夢を見させろよっ!と思う方向けかな。

1位 ハイスコアガール 押切蓮介


格ゲーに湧いた90年代を舞台に、少年少女がゲームを通して恋をする物語。簡単に解説するとこうなのだけど、内容は実に素晴らしくラブコメの頂点を極めたと言っても過言ではない

主人公・ハルオと、ヒロイン・晶の出会いは小学生。ゲームを通して因縁の関係になるにつれて、お互いにライバルとしての意識が恋心も含んでいると気づく。

まあ熱い。ハルオが歳を重ねてもいつまでも子供なんだけど、晶もまた声を発せず察しろ系の女子だし。(喋らない徹底ぶり)

晶の恋のライバル女子も登場するのだけど、この子がまた重要な役なんだ。このライバルの子もまた輝いているので感動もでかい。

「読んで損はなし」とはまさにこのことで、格ゲー時代のことが分かる人。また格ゲーを知っているという人には、ゴリ押しレベルでおすすめできる名作。もうね・・ラブコメの巨塔。

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