Switchのアクションゲームのおすすめをご紹介します。
2017年の発売からおよそ3年。まだまだ勢いが衰える様子もなく、ゲーマーには熱い日々が続いていますね。
僕もスイッチは所持しているんですが、今のところ圧倒的に遊んでいるのはアクションゲーム。昔からアクション系に目がなく、友人と貸し借りしつつ遊んでいます。
そこで今回は、アクションゲームマニアの僕が、実際に遊んでみた感想を踏まえてレビューしてみました。
これは特に面白かったと言えるものを、12作品ご紹介します。
Switchおすすめアクションゲームの評価基準は3つ
評価基準については3つの基準を設けています。
ポイント
- 価格に見合うだけのコスパ
- 難易度を含めたゲームバランス
- グラフィックや画面の質
僕の基準ではこの3つが重要になります。やったことがないソフトがあるなら、ぜひご確認されると良いですよ。
スーパーマリオメーカー2
恥ずかしながらハマる。アラフォーのおっさんが、必死になって他人が作ったコースをクリアしまくっているなど誰も知らないだろう。(まあ、クリアできないところも多いけど)
作る側に回るのも面白い。今回は、前作よりもさらに使えるギミックが増えるので、挑戦者たちにさらなる試練を与えることができる。
ユーチューブなんかでは「やってみた」の動画があるけど、某実況者に軽々クリアされたのは悲しいエピソード。(僕がクリアできるように作ったから当然w)
自作したコースを解かせるもよし、誰かに丸投げしてオンラインからコースを取得して遊ぶもよし。ある意味、マリオシリーズにおける最強のスタイル。無限に遊べる。
飽きることがないという意味ではコスパ的にはかなり良い。子供なら延々と遊ぶだろうし、マリオマニアなら一生遊べるレベル。
フィットボクシング
無性にボクシングをやりたくなったけれど、ジムに入会するほどの気力もなくて。そんな時に出会ったのが本作。ボクシングではなく、フィットネスが目的。
かなりしんどいという話はレビューで見ていたのだけど、実際にやってみたら理由がわかった。ボクシングの動きって、簡単なようでとてもハーディー。
ボクシングの構えでステップを踏みながら、タイミングに合わせてパンチを打つのだけどこれが楽なようで苦しい。
ジャブやストレートだけなら問題ないが、体を捻ってアッパーしたり、フックを打ったり。ポジション的には動かないのだけど、その動作が細かくて20分もやったら身体が熱いw
ボクシングの世界に興味があって、かつそのしんどさを体感してみたいという方には向く。実際の試合で、なんであんなにボクサーが苦しそうなのか理解が進むこと間違いなし。
フライデー・ザ・サーティーンス
「13日の金曜日ジェイソン」を知っている人じゃないとおすすめできないのだけど。ジェンソンか、カウンセラー(逃げる役)に分かれて遊ぶゲーム。
どちらになったとしても面白いのだけど、個人的には逃げる方がやっぱりジェイソンの怖さを体感できていい。オンラインでやるので、心理戦になっているのも大きい。
これはメンタル面への圧迫がくるゲームなので、実際にやって追われる立場にならないと面白さを伝えにくいかも。動画を見てたけどイマイチで、やってみてその面白さを理解した派なのが僕だ。
オンライン鬼ごっこというとそれまでだけど、ジェイソンという世界観に没入できるし、それだけの物を作っている。BGMとか最高だし。
2020年1月末現在だと、そこそこのゲーム人口がいるのでまだまだこれから。強いて問題点を上げるなら、人がいなくなったら退屈なソフトになるってこと(苦笑)
大神
リメイクされ移植され、ゲーマーの間では有名な作品。アクションゲーム好きの間でも語り継がれているが、今回スイッチで遊ぶまではやったことがなかった。
というのも、世界観が絵で描いたような独特さがあって、どうもやる気にならなかったからだ。「これぞゲーム」というグラフィックを好んでいたのもあるんだろうね。
しかし、やってみたら評価は変わった。おとぎ話をゲーム化させたような雰囲気で作らないとそもそも成立しづらいことも理解できた。なので、絵のようなグラフィックが見事にマッチしている。
筆による操作も、独特さがあっていい。ちょっと普通のゲームに飽き飽きしてる人にやってほしい作品。洗練された世界観と、その世界を駆け抜けるアマテラスが大好きになる。
ベヨネッタ2
美しき映像とそのビジュアルついていくまで、少しだけ慣れが必要。操作性はそんなに難しくないけど、とにかく飛んで動いてというスピーディーさが特徴的。
ベヨネッタ一人の戦いだけど、戦闘モードはどこか無双系を想起させる。ダイナミックだし、ガッツリ画面をフルに生かしているからだろう。
ひとつ心配なのは、「1」をプレイしてないと伝わらないストーリーもある点。ゲームも売れないこのご時世なので、ここはちょっとマイナスかな。
デビルメイクライが好きな人は絶対に面白いと思う。映画っぽい作りにもなっているし、主題歌も最高だった。次作も発売したら絶対にやる。
夜廻と深夜廻
2015年発売の「夜廻」と、続編で2017年発売の「深夜廻」をひとつのパッケージングで発売したのが本作。売られていたのは知っていたけど、勝手にアドベンチャーかと思いきや。
夜道の探索アクションゲームで、なかなかホラーテイスト&ノスタルジーな雰囲気がいい味を出している。心臓音システムなんか、特にドキドキさせられるので気に入った。
子供が勇気を振り絞って夜の町にでるのだけど、即死もあるのがめちゃ怖い。もちろん、怖いの意味はゲーム的な意味で。トイレいけないとかじゃないのでご安心を。
ひとつ言っておくと、わざわざスイッチで買わなくてもバラ売りで過去作をやってもいいということ。vita、PS4を持っているなら選択できる。
ゲゲゲの鬼太郎が好きなら楽しめる世界観。アクションと言っても、探索系なので敵をフルボッコにするみたいな展開じゃないことだけご注意を。
New スーパーマリオブラザーズ U デラックス
Wii版とWiiU版のマリオがセットになっている。そしてコースも増えているのがデラックス。ちょうど過去2作を買っていなかったので、やってみるならこのタイミングかなと。
横スクロールアクションの代名詞で、マリオを知らずしてアクションをやる人はいないだろう。で、操作性にちょっと昔との違いがあるためか難しい。
絶妙に動きがぬめっているというか。ファミコン、スーファミがマリオだと思っている節のあるアラフォーなためか、動きについていくのに時間がかかった。
ただ死んでも何度もやり直せばいいし、コースを繰り返してやる度にコツを掴むのでクリアはできる。お助けキャラを使えば、敵に触れても死ななくなったりするからね(笑)
誰かと一緒にやるのもいいし、一人で突き詰めるのもいいし。マリオやりたいなって時に、お買得パックとして売られているのは大きいんじゃないかな。
ソニックマニア・プラス
小学生の頃、ゲームギアという小型ゲームがあってだな。ゲームボーイのグラフィックなんかと比較にならないというと失礼だが。
まるでスーファミをやっているような美しい画面で遊んだ記憶がソニックにあった。
それを今になってスイッチでやることになろうとは。友人に借りたは良いけど、見事にハマってしまって。もうアラフォーなのに、頭の中は小学生モード。
ソニックというのは、横スクロールアクションになるけど、ビュンビュン進んでいく爽快感がとにかく気持ちいい。同じことをやるようで、まるで飽きない仕組み。
「マニア」とタイトルに付けられているだけあって、過去のステージをリニューアルしている。昔遊んだ人も、これからやってみたい人も。間違いなく満足させる作りだ。
スプラトゥーン2
これは友人に誘われて購入することになった作品。シューティングアクションなのだけど、かなり求められる操作性、戦略性があって面白い。
武器や装備を固めて、かつ腕も磨いて。近年のゲームはぬるいなぁとか思っていたが、こういうオンラインプレイを含めた難しさを実感できるのはいい。
敵が上手いと熱くなるし、打たれたらイライラするし。やり返してめちゃくちゃにしてやるのも気持ちがいい。
ただ腕の良さだけで勝とうと思うと難しい。陣地を塗ることが大事なので、相手を打つことより塗ることや逃げることに特化するなど、人によって戦い方を変えられる。
子供や女性とか。中学生くらいのやりこみ男子には負けちゃうと思う。だけど逃げるとか塗るとかは誰でもできるし、スナイパー的な腕も要らないので、みんな勝負になるバランスが最高。
スーパーマリオ オデッセイ
マリオの新作なのに、いい意味で懐かしさを残してくれてるゲーム。まずマリオを操作できることが嬉しいし、その動きも多岐にわたってマリオになりきっているも同然。
任天堂の看板ソフトだけあって、その作りはやはり完璧。ストーリーからラストまで、よく比喩されるけどディズニー顔負けの世界観にいざなってくれる。
それにしてもアラフォーという年齢のせいか、ラストステージに手をこまねいた。子供の頃ならテクニックがあったけど、もう衰えかなとか思わされたり(笑)
ハンマーブロスとかやっぱり苦手だなという仕掛けがあるんだけど、マリオってそういうトラウマ?を味わわせてくれるゲームでもある。
小学生の頃にハマったあのマリオに、またこうやってスイッチでもハマるアラフォーな僕。思い出というのは、こういう形で振り返られるんだなと感激。
リングフィット アドベンチャー
ガッキーがCMをやっていたのと、運動不足ということもあり遊んでみた。この手のゲームは、だいたい運動目的なのでゲーム性はそこまで期待できないのだが・・。
失礼しました。ニンテンドーさん。運動しながらやるからといって、退屈系になるわけではない!(笑)
敵を倒すために筋トレとか、ちょっと遊ぼうかな~みたいな気持ちでやったことを忘れて、ガチンコで汗をかいて倒すことになる。太ももとかめっちゃやばいw
本ソフトを運動系という認識から、敵を倒すというゲーム本来の役目に変えた作りは上手い。三日坊主でやめることなく、僕は今もなんですが現在進行形で遊べている。
もちろん、運動といっても個々のレベルにあったモードで大丈夫。ハードに動かないとクリアできないわけではないので、この絶妙なバランス加減がすごいとしか言いようがない。
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
面白いゲームだよなと。何が面白いって、ゲームの中のゼルダがどうこうでなく、自分という人間に感動してしまう。自分がスキルを身につけて上手く立ち回れるゲームがこれ。
普通、適当に敵を倒しておけばレベルは上がるし、お金が増えたり。そういった惰性要素でもなんとかなるのがゲームの良さでもあるが、本作は真剣に向き合わないと大変。
自由だけど、道なき道をゆく不自由さを楽しむと言えばいいだろうか。試行錯誤の先に答えがあり、決まりきった道が示されがちな今のゲームに対するアンチテーゼ的なものと言える。
時間を忘れるほど遊び込めるし、何より絶景だよね。グラフィックもここまで来たかと言わんばかりに洗練されていて。アラフォーになってもこんなに感動できるとは思わなかった。
64ゼルダにハマったのは懐かしいけど、あの頃の思い出がまた蘇って、しかも最新作としてワクワクできる。これ、なかなか無いことなんだよなと。