プロフェッショナル仕事の流儀の楽天・三木谷さん特集。面白かった。
日本発のサービスとして、GAFAに対抗するために戦ってるんだろな、と。そのための英語公用語。本気でグローバルを狙ってる数少ない企業。
とりあえず、ブレずにやりきる、ということは信念のようなので、送料無料も引かないな。
— Naoya Murata (@NaoyaTech) 2020年2月25日
楽天の三木谷浩史社長が「プロフェッショナル~仕事の流儀~」に出ていましたね。僕は楽天ユーザーで、がっつり楽天経済圏を利用しているため気になって見ました。
そこで今回は、三木谷社長のプロフェッショナルを見逃してしまった方に向けて、番組内容について感想をまとめます。
三木谷さんって嫌われ者のイメージがあったり、僕自身もちょっと金儲けに走っている悪いイメージがあったのですが。
しかし、三木谷さんがどうしてこれだけ騒ぎになりつつも、改革を進めていくのか理解できる内容だったので見てよかったというのが率直な感想です。
時代の最先端を走っている会社だけあって、ある意味でロバート秋山さんのクリエイターズファイルを見ている感覚にすらなりますwたぶん、秋山さんこういうの好きですよw
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プロフェッショナル三木谷浩史の再放送【見逃しOK無料視聴法】
三木谷社長 24秒しか歯磨きしないなら 最初から磨かんでいいと思うよw 効果ないから! — すぺいる (@kazunohi2413) 2020年2月25日 2020年2月25日に放送された、楽天・三木 ...
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三木谷氏の楽天社内での様子
いちばん興味があったのは、外からではわかりにくい楽天社内の様子です。楽天関係の書籍は読んだりするのですが、そう簡単にメディアが入れる場所でもないですからね。
三木谷社長の社内での様子に、並々ならぬ凄まじさを感じます。
歯磨きを24秒で済ませるとにかく分刻みの毎日
三木谷の歯磨き24秒は駄目だろ
— び (@bb1254285) 2020年2月25日
まず分刻みで動いていて、よくある社長室にノックして入ったら、椅子がくるっと回ってこちらを向く。そんな社長のイメージ風景は全くありませんw
とにかく分刻みで急いでいて、毎日15件のミーティングに参加している三木谷氏。そのため、移動しながらあれこれ指示を出しつつ、動き回っている映像が多く流れています。
これ地味にロバート秋山のなりきり芸に出てきそうです。時間が勿体ないという理由で、会社のあちらこちらで歯ブラシも置いてあって。挙げ句に24秒で歯を磨き終えていました。
ぶっちゃけ24秒で十分磨けているとは思えない(汗)服も全身真っ黒で揃えていて、20着くらいあるそうです。
スティーブ・ジョブズなんかも、悩む時間が勿体ないからという理由で同じにしてました。さすがに20~30代くらいの若い社長だと、いくら時短でもカッコを気にしてやらないと思いますw
うわさ通り!社内はすべて英語で会話
「楽天の社内は英語のみ」という話を聞いたことがありました。英語がそんなに話せる人なんて、実際一部しかいないんじゃないの?とか思ってたんですけどね。
三木谷さんはもちろんですが、みなさん英語で話されていました。外国の方も多かったのが印象的で、グローバルな会社です。
英語ができない人は楽天に入れないので、この段階ですげえ会社だなと。日本企業の中でも、ここまで英語徹底の会社ってまだまだいないですよね。
エレベーターに乗る時間が勿体ないから階段で動く
三木谷社長「エレベーターに乗っていると時間がもったいないから階段で降りる」
ガッツ石松「急いでいるときは電車の先頭車両に乗る」
— 田中カズヒロ (@kz0uk) 2020年2月25日
せっかちというか、エレベーターに乗る時間も勿体ないと三木谷氏。じゃあどうするのかというと、階段を降りていくんですよね。
ええ~疲れるやんけ!wと思ったりもしましたが、これにより日常で運動を入れられますし、わざわざジム通いする必要もなくなりそうだなと。
ロバート秋山のなりきり芸だったとしても、何ら違和感のないエレベーター無視からの階段降り。
ガッツ石松さんの名言?とも比較されていますが、ガッツさんのは本当に意味がわからないw
なぜ三木谷氏は時間に厳しいのか?
三木谷さんは時間に厳しいんですが、その厳しさの意味も語られていたのはよかったです。
新しい物事をやるならスピードが重要
IT業界はすごいスピードで変化していますよね。これに対して出している答えとして、少しでも急ぐことだそうです。
新しいことを始めようと思った時、周りも驚くほどスピーディーにことが運ぶのでダラダラやっていては負けてしまうという意識。
最近だと〇〇ペイなんて流行りましたが、今頃やっても遅いですからね。
時代の波が来ているのに、あれこれ悩むと損失はそれだけ膨らむ。
三木谷氏が独裁的にやっているのも、決定力に乏しい日本企業だからこそ目立つだけではないかとの感想をいだきました。
人と会うことにこだわっていた
海外出張なんかも多かったですね。色んな人に会ってる風景を見ましたが、生の声を聞いて、今何を考えているのかを知ることに重きをおいていたんですよ。
これ繰り返しになりますが、ロバート秋山がネタにしそうなことが番組内でもありました。
ニューヨークに行き、パリ、マドリードと最大でも1箇所に23時間しか滞在しないみたいな風景がw
せっかく海外に行ったのなら・・と思うのですが、とにかく人と会うためなので目的が達成されると他はどうでもいいようですw
スカイプじゃだめなのかなとも思いましたけどね。これからは遠隔勤務なんていうけれど、人と人の接触とか距離感を大事にしているように思います。
震災で親しかった叔父を亡くしている
三木谷社長は、神戸の震災で親しかった叔父さんを亡くされているんですね。その時に、死生観が形成されたようです。
「死ぬ時にどれだけ後悔がないか」をテーマに掲げていることも三木谷さんの特徴。
彼なりに、生きている間にどれだけ社会に貢献できるかを意識しているとのこと。
「人は死ぬ」という当たり前のことって、身近な人の死が影響しやすいですよね。この時、三木谷さんを身近に感じました。
僕も祖母が亡くなって、その時に考えるものがありました。とはいえ、三木谷さんほどの変化は起こっていませんけどね。
まだまだあるプロフェッショナル三木谷
プロフェッショナルは時間たっぷり50分もある番組なので、僕が気になったところを中心にまとめてみました。
まだまだ序の口で、他にも以下のようなシーンも公開されています。
他にも放送されたシーン
- ヤフー&LINE統合時の三木谷氏の反応
- 三木谷社長と取材女性のサシ飲みトーク
- 三木谷社長の尊敬する父親とがんエピソード
- 浜崎あゆみについて語った孤独
- 医療分野への参入
- 携帯事業の基地局について
2020年の3月3日に再放送もあるので、見逃してしまった方はチェックされてみて下さい。
楽天を利用していなくても、日本トップクラスの企業を従える三木谷さんのビジネスに関する視点から学べるものがありました。
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プロフェッショナル三木谷浩史の再放送【見逃しOK無料視聴法】
三木谷社長 24秒しか歯磨きしないなら 最初から磨かんでいいと思うよw 効果ないから! — すぺいる (@kazunohi2413) 2020年2月25日 2020年2月25日に放送された、楽天・三木 ...
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